山形のパブ、利用客多数 感染確認、市保健所が連絡呼び掛け・新型コロナ

2021/7/9 08:45
山形市保健所が利用者に連絡を呼び掛けているパブ「CB―GB」=山形市香澄町1丁目

 県は8日、新たに山形市の40代従業員の女性2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は2人が不特定多数と接触した可能性があるとして、勤務先が香澄町1丁目のパブ「CB―GB」だと明らかにした。新規感染者の公表は2日連続で、累計感染者は2032人となった。

 市によると、2人は2日以降に発熱や倦怠(けんたい)感などの症状があり、7日に陽性だと分かった。いずれも村山地域の医療機関に入院している。

 女性従業員2人の新型コロナウイルス感染が確認された山形市香澄町1丁目のパブ「CB―GB」について市は8日、客がマスクをせずにカラオケをしていたとの調査結果を明らかにした。2人の感染可能期間に当たる先月末以降、少なくとも延べ100人程度が同店を利用したとみられる。

 市によると、同店は地下1階で窓がない。従業員はマスクを着用していたが、客はマスクをしないケースが多かったという。他の従業員13人は8日に検体を採取した。正確な客数の把握が難しいため、先月29日~今月6日に同店を利用した人について、市保健所は症状の有無にかかわらず連絡するよう呼び掛けている。受付時間は午前9時~午後6時で、電話023(616)7274。

 市保健所の加藤丈夫所長は8日の記者会見で、ウイルスの通過阻止効果が極めて低いウレタンマスクを着用していた従業員もいたと説明。「感染予防効果が高い不織布マスクの正しい着用、換気の強化を徹底してほしい」と訴えた。

 県によると、同店は6月末に県の新型コロナ対策認証店の認証を受けた。従業員の感染確認に伴い、県は認証を一時停止。同店に今後聞き取りし、コロナ対策が不適切だった場合は認証を取り消す。県は7日までに認証を受けた全696施設に対し、認証基準に基づく感染防止策を徹底するよう求める通知を出した。

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