県の大規模接種、来月7日から 18~64歳対象、29日に予約開始

2021/7/8 11:16
吉村美栄子知事(中央)をはじめ県内の医療関係者が会見に臨み、オール山形でワクチン接種を加速させるとした=県庁

 県が、県民を対象に県庁で実施する新型コロナワクチンの大規模接種に関し、1回目接種が8月7日にスタートすることになった。18歳から64歳までが対象で、市町村が発行する接種券が申し込みの要件となる。専用のインターネットサイトで29日から予約を受け付け、現役世代のワクチン接種を加速させていく。

 県庁で7日、記者会見が開かれ、吉村美栄子知事をはじめ、接種事業に協力する中目(なかのめ)千之(ちゆき)県医師会長、上野義之山形大医学部長、前田邦彦県立保健医療大理事長・学長、若月裕子県看護協会長、岡嵜千賀子県薬剤師会長、大沢賢史県病院事業管理者が出席した。

 本県は医療従事者を除く全年代対象の1回目接種率が、6日時点で30.44%となり全国トップを維持している。吉村知事は「一日でも早く集団免疫を獲得するため、オール山形で取り組む。広域的な接種機会を提供し、市町村の負担軽減にもつなげたい」と述べた。

 接種期間は8月7日から9月26日まで、祝日を除く土・日曜で1日当たり最大千人程度を見込む。1回目の日程は8月7、8、21、22、28、29の各日。18~64歳が対象の米モデルナ製ワクチンを使う予定で、2回目の接種はそれぞれ4週間後となる。期間中の想定接種規模は約6千人。

 一方、国からのワクチンの供給状況によってはモデルナ製から米ファイザー製に変更する可能性もある。その際は接種間隔が3週間となり、変更する際は新たな接種日程を速やかに公表するとした。

 会場は県庁2階講堂。時間は各日とも午前9時~正午、午後1~5時の2部に分け、会場内には6レーンを設けて接種に当たる。

 予約方法は予約専用サイトを用意し、7月29日午前9時から受け付ける。市町村が発行する接種券番号の入力が必要で、30分単位での予約枠を準備する。予約開始に合わせて新規のコールセンターを開設し、予約方法や県の接種事業の相談に対応する。

 接種会場までの移動は、障害者や小さな子ども連れなど公共交通機関を利用するのが困難な人を対象にタクシー料金の半額(上限3千円)を補助する。自家用車で往来の際は県庁正面、職員駐車場を利用できる。庁舎内には予約制の臨時託児室も設ける。

 中目会長は「画期的な取り組みで全国に先駆け一日も早く、一人でも多く接種できるようにしたい」、前田理事長は「学生を含めて大学の人的資源をフル活用し協力していく」などと話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]