トーマスに会いにおいで♪ 米沢市上杉博物館で企画展始まる

2021/6/27 12:29
物語の舞台を再現したジオラマなどが並ぶ企画展=米沢市上杉博物館

 絵本やアニメで人気の「きかんしゃトーマス」の企画展が26日、米沢市上杉博物館で始まった。絵本の原画や原作者の草稿といった貴重な資料や、ジオラマが並び、物語の世界に込められた思いが伝わる内容となっている。

 「きかんしゃトーマス」の原作者は英国の牧師ウィルバート・オードリー(1911~97年)。病気がちだった長男に聞かせた自作の物語が、世界中で愛される人気シリーズとなった。鉄道好きだった原作者はリアリティーを大事にし、機関車の描写に正確さを求め、ストーリーも実際に起きた鉄道のトラブルなどをヒントにしている。

原作者の草稿や挿絵原画なども紹介している

 会場には3組4人の画家が手掛けた挿絵の原画約180点をはじめ、オードリーの草稿やスケッチ、キャラクターの名ぜりふが並ぶ。舞台のソドー島を再現したジオラマでは機関車が線路を走り、物語の場面に入り込んだ感覚で記念撮影できるコーナーもある。

 機関車たちが失敗しながらも仲間を信じて仕事と向き合う物語には、原作者自身が大事にしていた「誠実」「努力」といった価値観が見て取れるという。同館の遠藤友紀主任学芸員は「原作に込められた精神は今生きている私たちにも訴えかけるものがある。よりトーマスの世界を知ってもらいたい」と話している。8月1日までで、7月28日が休館。

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