寒河江署、山岳救助に小型発信機活用 福岡の企業と提供協定

2021/6/22 14:21
協定書を交わした八木沢美好専務(左)と岡崎浩隆署長=寒河江警察署

 寒河江警察署(岡崎浩隆署長)は21日、会員制捜索ヘリサービスのオーセンティックジャパン(福岡市、久我一総代表)と、登山遭難者捜索活動に関する協定を締結した。同社が小型の発信機8台と受信機2台を無償で提供し、遭難者の迅速な救助や署員の安全な捜索活動に活用する。

 同署管内は月山や朝日連峰、葉山など登山者に人気の山々があるが、昨年は山岳遭難が10件発生し1人が死亡している。月山周辺の5市町村などでつくる「月山フォーラム」が今年、7月の夏山開きに合わせ登山者に小型発信機の貸し出しを始めることを受け、同署は発信機を取り扱う同社と協定を結んだ。同署山岳救助隊が地上から遭難者を探す際に使用する。

 協定式を同署で行い、同社の八木沢美好専務と岡崎署長が協定書を交わした。八木沢専務は「遭難が発生した際は、早く遭難者を見つけ出すことに役立ててほしい」と述べ、岡崎署長は「機器を使えば遭難者の居場所を把握する精度がかなり上がる。1時間でも早い救助につなげたい」と話した。協定式後、署員へ機器の取り扱い方などを説明する講習会が開かれた。

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