決めた!夢へのスパイク バレー高梨選手(山形城北高出)、東京五輪代表に

2021/6/22 13:57
高梨選手の東京五輪代表選出を喜ぶ山形城北高の男子バレーボール部員=山形市の同校

 日本バレーボール協会が21日に公表したバレーボール男子の東京五輪代表に、県勢から高梨健太選手(24)=山形城北高出=が初選出された。「うれしいの一言」「勝利に貢献するプレーを見せてほしい」。家族や後輩、関係者は夢舞台での飛躍に期待を込めた。

 本人からLINE(ライン)でメッセージが届いたという母の久美子さん(58)=山形市=は「候補選手の顔ぶれを見ると、どう考えても選ばれるとは思えず、ひたすら応援するばかりだった」という。それだけに代表入りの報には「本当にびっくり」と声を弾ませ、「厳しい戦いが予想されるが、パワーのある外国勢と勝負できる選手になってほしい」と激励した。

 「課題のサーブレシーブが安定してきたので、チャンスはあると思っていた」とは恩師の安部功山形城北高教諭(46)。「1年の夏ごろからプレーが上達し、スパイク力も上がった」と覚醒の瞬間を振り返り、「うまくなりたいという純粋な向上心が五輪につながった」と成長を手放しで喜んだ。高校時代のチームメート酒井龍聖さん(24)=山形市=も「期待していたので同級生としてうれしい限り」と笑顔。自身はスポ少で指導しており、「子どもたちの憧れの選手になって」と思いを託した。

 後輩にとって高梨選手の活躍は自慢であり憧れだ。山形城北高3年で主将の阿部昂夏(こうか)さん(17)は小学生の時に見た、高校生の時の先輩の雄姿が忘れられないという。「集まったボールをエースとして決める姿が印象的だった。この学校に進学する大きなきっかけになった」とし、「熱い選手だと思うので、五輪でスパイクを決めて喜ぶ姿が見たい」。同じく3年の阿部瀬名さん(18)も「存在感がすごかった。(五輪代表選出は)刺激になるし、後輩として恥ずかしいプレーはできない」と奮い立った。

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