リモート授業で腰、首カチコチ 山形の整骨院、来院増で注意喚起

2021/6/21 10:54
せりかわ整骨院の芹川武志院長が制作した、ストレッチ方法をイラストで紹介したチラシの上半身編

 新型コロナウイルス感染防止のため対面授業とリモート授業を併用する大学があり、今の学生は自宅で授業を受ける機会がある。ただ、無理な姿勢で長く画面を見詰めるため、腰や首を痛める学生が増えているという。せりかわ整骨院(山形市)の芹川武志院長は「空き時間にストレッチしたり体を動かしたりし、定期的に筋肉をほぐしてほしい」と注意喚起している。

 せりかわ整骨院は若者だとアスリートの来院が多いが、以前は一般学生の来院はほぼなかった。だが昨年秋以降、腰や首、頭に痛みを訴える一般学生が月に数人ずつ治療に訪れるようになった。話を聞くと、その学生たちはパソコンやタブレット端末、スマートフォンを使い、自宅でリモート授業を受けていた。治療では、もみほぐすなどして痛みを和らげている。

 芹川院長は「床に直接座り、テーブルにパソコンやタブレットを置いて受講する学生が多い。長時間にわたり、あぐらをかくか横座りの同じ姿勢で画面を見詰めるため、血流が悪くなって筋肉が固くなり、腰や首が痛くなる」と指摘。受講時は一定時間ごとに運動やストレッチで体をほぐし、血流を促さないと通院が必要な痛みになる。いすに座り机を使う場合でも定期的に体は動かした方が良いという。

 通常時なら通学に伴う移動で自然と体を動かすが、「今の学生はコロナ禍で外出を最小限に控え、運動、気晴らしの機会がない」と芹川院長。「せめて生活の中にストレッチや体操、散歩など体を動かす機会を取り入れ、身も心もリフレッシュする時間を設けてほしい」と話している。

 ストレッチ経験のない学生には芹川院長が方法を指南している。また、芹川院長が制作したストレッチ方法(上半身編、下半身編)をイラストで記したチラシは、せりかわ整骨院(https://serikawa.jimdofree.com/)や県サッカー協会のウェブサイトで公開している。

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