残雪と新緑、景色楽しむ 朝日連峰夏山開き、無事故祈る

2021/6/20 19:36
雲が切れ、大朝日岳(中央)や小朝日岳(右)が一望できた鳥原山山頂=朝日町

 朝日連峰夏山開き安全祈願祭が20日、朝日町の鳥原山(1430メートル)山頂付近にある朝日嶽神社で行われ、残雪と新緑のコントラストが映える山肌を望みながら、シーズン中の無事故を祈った。

 関係者は前日や当日朝に、それぞれ山頂近くの鳥原小屋を目指した。朝日山岳会(花山忠夫会長)のメンバーらは19日に同町の白滝口から入山した。雨が降りしきる中、重さ10キロ超の荷物を背負いながらブナに囲まれた山道を一歩ずつ踏み進んだ。標高1100メートルを過ぎると視界が開け、ヒメサユリやイワカガミが顔を出す。疲労がピークに達する中で高山植物に心を癒やされ、約3時間40分かけて小屋に着いた。

 20日は一転して好天に。大朝日岳、小朝日岳を一望できる鳥原山山頂から日の出を堪能した茨城県の会社員橋本裕二さん(48)は「大朝日岳に雲がかかっていたが、味があった。いつ来ても違った景色を楽しめる」と満足そうだった。

 新型コロナウイルス感染防止のため祈願祭の出席者は例年より減らし、同山岳会員や同町職員ら約20人が参列した。

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