植松弘祥氏しのぶ回顧展 東根、20日の開幕控え内覧会

2021/6/19 21:53
植松弘祥氏の力作を紹介する回顧展=東根市・まなびあテラス

 東根市名誉市民で書道団体「欅墨(こぼく)書院」会長などを歴任し、昨年5月に逝去した植松弘祥氏をしのぶ回顧展「植松弘祥 書の道~書の魂を求めて」が20日から同市のまなびあテラスで開かれる。本県の文化振興に尽くした植松氏の作品約40点を紹介する。19日には関係者や報道機関向けの内覧会が開かれた。

 日展特選受賞2作品をはじめ、斎藤茂吉の詩10首を表現した代表作の一つ「茂吉のうた」シリーズ、白楽天の漢詩など個人や県内各施設が所蔵する作品を集めた。掛け軸やパネルのほか、太い筆を使って力強く表現した額入りの「洗心」「公正」「鶴寿」など、書へのほとばしる情熱を感じさせる力作がそろう。

 内覧会では来賓の土田正剛市長、青柳祥雲市芸術文化協会長・県書道連盟会長、寒河江浩二山形新聞社長・主筆があいさつ。弘祥氏の長男で日展山形会長・欅墨書院会長の龍祥氏が作品に解説を加えた。回顧展は開館5周年記念行事としてまなびあテラスが主催。7月25日まで。

 弘祥氏は村山市出身。東根市で欅墨書院を1960(昭和35)年に設立し、多くの会員を指導した。日展では入選22回、特選2回。2000年から審査員を計3度務め、県内在住の書家として初めて参与も担った。日展山形会長などを歴任し、06年に旭日双光章を受章。18年には山新3P賞(平和賞)を受賞した。

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