笑顔運ぶ、キッチンカー 東京から遊佐に移住、遠藤さん

2021/6/18 11:15
「fuuten kitchen八兵衛」を運営する遠藤靖彦さん。オレンジ色のキッチンカーが目を引く=庄内町・道の駅しょうない風車市場

 東京都から遊佐町豊岡に移住した遠藤靖彦さん(44)が、「fuuten kitchen(フーテン キッチン) 八兵衛」として、キッチンカーで県内に異国料理を届けている。新型コロナウイルス禍でも庄内地域を盛り上げようと、19日には庄内町でマルシェを初めて主催。「とにかくみんなを笑顔にしたい」と意気込んでいる。

 オレンジ色の車体がひときわ目を引く。提供しているのは化学調味料不使用のパスタやタコス、スペアリブなど。東京で料理人として10年以上働いた経験を生かし、本格的で多彩な異国料理を作る。「食べた人に『なんかおいしい』と思ってもらえたらうれしい」と語る。

 遠藤さんは東京生まれ、東京育ちだ。アウトドア派で、15年ほど前から遊佐町に遊びに来ていた。水のおいしさや、海も山も川もある環境にほれ込み、2019年に移住。昨年4月に営業を始めた。店を構えるのではなく、キッチンカーにしたのは「お客さんと接するスタイルに魅力を感じたから」。名称の「八兵衛」は、ドラマ「水戸黄門」の「うっかり八兵衛」にちなんで友人に呼ばれていることから名付けた。現在は遊佐町や庄内町、酒田市などを巡り、県内のイベントにも出店している。

 テークアウトの形態が新しい生活様式に合ってはいたものの、コロナ禍によって当初はイベントがなく、苦労したという。庄内地域産の野菜など、素材を生かした料理が口コミで広まり、徐々に訪れる人が増えた。「トマトソースのパスタが人気。本当に得意なのはオイルパスタなんだけどね」と苦笑いする。

 19日の「ひまわりマルシェ」は、庄内町余目の旧コメリハード&グリーン余目店前で開く。知人の作家らに声を掛け、和菓子やアクセサリー、大道芸など計10の団体・個人が参加する。時間は午前11時~午後6時。マスク着用の上でソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保しながら楽しんでほしいという。

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