県園地で「佐藤錦」30キロ盗難 寒河江

2021/6/18 10:35

[PR]
 17日午後2時10分ごろ、寒河江市島の県農業総合研究センター園芸農業研究所にあるサクランボ園地で、佐藤錦約30キロ(9万円相当)が盗まれたと、職員が寒河江署に届け出た。

 同署などによると、盗まれたのは10日午後4時ごろから16日朝の間とみられ、16日午前5時ごろに雨よけハウスを見回りしていた職員が、収穫間近の実が減っているのに気付いた。同研究所が調べた結果、佐藤錦5本が被害に遭った。多くは手の届く高さの実で、軸ごともぎ取られていた。

 同研究所は上部に有刺鉄線を巡らせたフェンスが敷地周囲に設置されている。サクランボは140アールの園地で7種類栽培しており、被害に遭ったハウス入り口にセンサーはないが、ハウス内に監視カメラがあったという。同研究所は今回の被害を受け、動物などに反応する監視センサー付きカメラを園地に増設した。

 果樹は作業省力化のため樹形の試験を行っているもので、県農業技術環境課の担当者は「試験の成果が一部で分からなくなり、間接的に農家の不利益につながる」と肩を落とした。

 同研究所で栽培する大玉新品種「やまがた紅王(べにおう)」に被害はなかった。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]