食品ロス減のレシピ考えて 高校生など対象に県コンテスト

2021/6/18 09:21

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 県は食品ロス(食べられるのに廃棄される食品)削減につなげようと、食材を無駄なく使う家庭料理レシピの普及に取り組んでいる。特に次代の担い手となる若者の機運醸成に向け、毎年行っている「環境にやさしい料理レシピコンテスト」を本年度は県内在住の高校生などを対象に実施する。若年層が食品ロスについて意識を高めるきっかけにしたい考えだ。

「若者に意識広げたい」

 県循環型社会推進課によると、本県の1人1日当たりのごみ排出量(2019年度)は922グラムで、少ない方から全国20位。1位の長野県は816グラムと約100グラムの差がある。家庭からの食品ロスは約50グラムという。県は本年度の「ごみゼロやまがた県民運動」でも食品ロス削減に力を入れることにしている。

 レシピコンテストは2014年度から毎年実施していたが、応募資格で年齢や在住地に関する制限は設けていなかった。前回、応募総数130点のうち90点が高校生で、最高賞のグランプリを高校生が獲得したことも踏まえ、今回はさらに若者の意識醸成を図ろうと、対象を県内の高校生や高等専門学校生(1~3年)などに設定した。

 募集するレシピは(1)素材まるごと活用(2)リメーク料理―の2部門。(1)は野菜の皮やわたなど、通常捨ててしまいがちだが工夫すれば食べられる食材を一つ以上使う。(2)では食べ切れずに残ってしまった定番料理にアレンジを加え、作り替えて余り物をなくすことを想定する。

 7月23日まで応募を受け付けた後、書類審査を通過したレシピを8月下旬~9月中旬ごろに県のホームページに掲載。人気投票を行い、各部門でグランプリ(1人)、準グランプリ(1人)、特別賞(2人)を決める。

 応募は所定の用紙に必要事項を記入し、料理の写真も添付してEメールで送るか郵送する。同課は「エコレシピを通して若者に食品ロスについて考えてもらうとともに、家族などにもごみの排出抑制の意識を広げたい」としている。問い合わせはコンテスト事務局のハイスタッフ023(632)6030。

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