「東根さくらんぼ」、過去最高100万円 東京・豊洲市場で初競り

2021/6/16 10:09
過去最高値の100万円で競り落とされたサクランボ

 農林水産省の地理的表示(GI)に登録されている「東根さくらんぼ」の今季初競りが15日朝、東京・豊洲市場で行われた。14日の品評会で手詰めの最高賞に選ばれた「佐藤錦」が1キロ100万円で競り落とされ、昨年の60万円を大きく上回る過去最高値を付けた。

 JAさくらんぼひがしね(東根市)によると、市内の生産者が手詰め9点、バラ詰め57点の計66点を出品。競りでは、品評会で手詰めの最優秀賞一席(県知事賞・中央区長賞)に選ばれた原田明さん(同JA東根支所)の逸品が100万円の大台に乗った。このサクランボは競り落とした仲卸業者を通じて、百貨店の大丸東京店に並べられたという。

 原田さんは「自分だけの努力ではなく、先輩農家や家族、従業員、そして東根のサクランボの歴史をつくってきた先人の力が結果につながった。おいしいサクランボを今後もぶれずに生産したい」と語った。

 同JA園芸企画課は「新型コロナウイルス禍や凍霜害など農家にとって暗い話題が続く中、明るいニュース。生産者の励みになる」と喜び、市ブランド戦略推進課は「GIブランドをしっかりと育てるという生産者の思いが評価された。ブランド育成のため今後も支援とPRに努める」と語った。

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