村山で啓翁桜掘り出し 東京五輪・パラなどで展示へ

2021/6/14 21:39
雪の中で約3カ月半保存された啓翁桜を開封する関係者=村山市・袖崎雪室

 今夏の東京五輪・パラリンピックなどで展示してもらう啓翁桜の掘り出し作業が14日、村山市土生田の袖崎雪室で行われ、関係者が第1弾となる80本を雪の中から掘り起こした。温度調整室で開花を促した上で来月上旬、関連イベントの会場に届ける。

 啓翁桜を夏に咲かせて届ける取り組みは2017年から実施している。今年は3月1日に雪室へ搬入し、縦に設置したパイプ10本に長さの違う啓翁桜の枝計800本を冬眠させた。冬のように寒い雪室にこの日、関係者が入り、スコップやつるはしで硬く締まった雪を崩しながら啓翁桜を取り出した。

 雪室からの搬出作業は来月下旬まで続き、五輪や関連イベントに合わせ発送する。NPO法人袖崎雪室研究会の安達茂理事長(69)は「楽しみでわくわくしている。花咲かじいさんになった気分」と話し、真夏の桜を多くの人に見てもらいたいと期待を込めていた。

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