民生・児童委員の指針冊子に コロナ下の活動、感染予防策や訪問留意点

2021/6/13 15:23
新しい生活様式に対応した留意点を記した冊子

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県社会福祉協議会(玉木康雄会長)などは民生委員・児童委員を対象に「新しい生活様式」に対応した指針となる冊子を作った。国や県などが示す感染予防対策のガイドラインを参考とし、コロナ下の活動指針や訪問の留意点などを示している。

 県社会福祉協議会と県民生委員児童委員協議会が作成した。民生委員・児童委員は地域住民の困り事や相談に応じ、行政などへの「つなぎ役」として重要な役割を担う。県内には約2900人おり、予防策の要点を理解してもらうことで地域での円滑な活動に役立ててもらうのが狙いだ。

 内容は▽感染拡大防止に向けた正しい知識と情報▽新しい生活様式に合わせた民生委員・児童委員の活動▽訪問活動の考え方▽会議・研修会などの考え方―など7章で構成している。

 新しい生活様式に合わせた活動では、今まで通りの訪問を希望する人やインターホン越しの会話を求める人、電話による連絡を求める人など多様なニーズに応えるため、これまで以上に住民が求めるつながり方に目を向けていく必要があるとアドバイスしている。

 訪問活動や会議・研修会の考え方の参考として、県の新型コロナ対応の目安(注意・警戒レベル)に応じて活動を「通常」「少し慎重に」「活動(実施)を控える」「活動(実施)しない」に分類。いずれも特別警戒(レベル4)、非常事態(レベル5)では「活動(実施)しない」こととし、電話やメールなどを活用して自宅でできる活動のみに限定したり、書面で内容を共有したりすることを求めている。

 人権への配慮ではコロナ感染による差別や偏見などの問題に対応する相談窓口も掲載した。差別や偏見などを目にする機会があれば、迷わず関係機関に連絡するよう呼び掛けている。

 冊子は全49ページのカラー刷り。希望者は県社会福祉協議会のホームページからダウンロードできる。問い合わせは同協議会023(622)5805。

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