町産品からリキュール 飯豊の酒造と食品会社タッグ

2021/6/12 11:19
雪室熟成珈琲を使用し、夏にぴったりな一品に仕上がったコーヒーリキュール

 飯豊の新しいお酒、できました―。飯豊町の酒造会社・若乃井酒造(大沼秀和社長)は、地元の食品会社・こしゃる(舩渡川葉月代表)とタッグを組み、日本酒とコーヒー豆を使ったコーヒーリキュールを新発売した。すっきりとして飲みやすく、夏にぴったりな一品に仕上がった。

日本酒×雪室熟成コーヒー豆

 大沼社長は、新型コロナウイルス禍で落ち込む日本酒の消費拡大と地域の活性化を図ろうと、日本酒と町内産品を組み合わせた商品の開発を模索。以前飲んだコーヒーウイスキーをヒントにコーヒーリキュールを発案し、町内で雪室熟成の珈琲(コーヒー)豆などを販売するこしゃるに協力を依頼した。

 使用した雪室熟成珈琲豆は、同町中津川地区の雪室で数カ月間熟成後、深いりしたコーヒー豆で、不快な香り成分が少ないのが特徴。コーヒーリキュールには、香りをしっかりと残しつつも渋みを出さないよう、日本酒と豆の配分量の調整を繰り返したという。容量は330ミリリットルと飲み切りやすいサイズで、飲み方はオンザロックかミルクで割るのがお薦め。一般的な商品とは異なり、甘さは控えめでごくごくと飲めるようにした。

 こしゃるの舩渡川賢一業務執行社員は「話をもらった時は面白いと思った。日本酒とコーヒーの両方の風味が楽しめ、雪室熟成珈琲の良さが出ている」と太鼓判を押す。大沼社長は「コロナ禍が地元を見直すきっかけになった。今後も町内産品と連携した酒の開発などを通じ、地元を盛り上げていければ」と語る。

 同町の道の駅いいで「めざみの里観光物産館」や米沢市の道の駅米沢、県内の雑貨店「ラ・カーサ」などで購入でき、順次取扱店を増やしていく。アルコール度数は10度で、330ミリリットル入り880円。問い合わせは若乃井酒造0238(72)2020。

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