タイ、台湾の合宿中止 山形市、サモアは受け入れへ

2021/6/11 11:42

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 山形市は10日、東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録されているタイと台湾について、事前合宿を実施しないと明らかにした。新型コロナウイルスの感染状況などを理由としている。一方で、サモアは複数種目での事前合宿に前向きで、市は感染防止策に万全を期して受け入れる準備を進めている。

 市によると、タイは五輪の柔道、台湾はパラの柔道でホストタウンに登録されている。タイは新型コロナの感染状況などを理由に今年5月に、台湾は選手の調整方法などのため昨年2月、事前合宿を希望しない意向を伝えてきたという。それぞれ大会終了後に継続的な交流を図っていく方針。

 サモアは柔道、陸上など複数種目で事前合宿を行う予定だが、受け入れる選手団の人数や期間については調整が続いている。市は来日後のPCR検査、空港から合宿地、選手村への移動に用いる専用バスなど、受け入れに関する費用1601万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を17日開会の市議会6月定例会に提案する。

寒河江市、韓国選手との交流も

 東京五輪のスケートボードで韓国選手団のホストタウンとなっている寒河江市は10日、五輪前後の同国選手団との交流事業を中止すると発表した。韓国の競技団体から、新型コロナウイルスの影響で予選などに出られず、国際ランキングを考えると五輪出場は難しいなどとする連絡があったため。

 韓国ローラースポーツ連盟から4日に連絡があった。スケートボードは世界選手権上位や今月下旬時点の国際ランキング上位の選手などが出場権を得る。韓国選手は選考に関わる最近の国際大会に出場しておらず、国際ランクも上位ではないという。連絡では、五輪に出場できたとしても選手団全体の行動計画から寒河江市訪問は難しいとも伝えてきたという。

 同市は出場が決まれば韓国側の希望を確認した上での事前合宿、出場できない場合は五輪終了直後の交流会などを想定していた。

 韓国選手団はこれまで寒河江市を6回訪問。同連盟はコロナ禍の状況好転後は交流を再開したいとの意向も示した。佐藤洋樹寒河江市長は「残念ながら大会前後の交流事業を中止することとした。コロナの状況を注視しながら連盟との交流事業を継続していく」とコメントした。

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