県庁で大規模接種、8月開始 64歳以下、県内全域対象

2021/6/11 07:53
県がワクチン接種の大規模会場に設定した県庁2階の講堂

 県は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、64歳以下が対象の大規模会場を県庁に設置し、8月から運用を開始することを決めた。県内全域の希望者を受け付け、土・日曜に1日当たり最大千人程度の接種を実施する計画。接種人数の規模は少なくとも6千~8千人を見込む。7月上旬をめどに、予約受け付けの方法や開設期間などを確定する。

 山形自動車道山形蔵王IC(インターチェンジ)に近く、広い駐車スペースがあることから、県庁を大規模会場に設定した。接種会場は県庁2階講堂で、祝日を除く土・日曜に実施。モデルナ製ワクチンを使用するため、希望する県内の18~64歳を対象とする。モデルナ製は2回目の接種が4週間後となるため、8~9月で6千~8千人程度の接種完了を想定。政府や県内の進捗(しんちょく)状況などを注視し、10~11月を運用期間に加えるかを検討する。

 実施体制に必要な医療従事者は医師8人、看護師16人で、接種レーン数に応じて薬剤師が配置される。64歳以下の実施主体となる市町村との調整も不可欠で、県は県病院事業局や山形大医学部、県医師会、県立保健医療大、県看護協会、県薬剤師会などと連携し、人員確保を図るとしている。

 この日の県新型コロナワクチン接種総合本部会議で協議し、設置を了承。吉村美栄子知事は「オール山形体制で接種を進め、希望する県民が一日でも早く打てるよう取り組む」と述べた。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]