本県側の国道47号で今年4月以降、重大交通事故が相次いだことを受け、新庄と庄内の両署などは10日、「みんなで守ろうルート47作戦」を展開した。
庄内署では、パトカーに乗った同署員や白バイ隊員が白糸の滝ドライブイン(戸沢村)に向けて出発し、新庄署員や交通安全関係団体の担当者らと現地で合流。参加者約40人が歩道に立ち、プラカードやのぼり旗を掲げた。駐車場に集結したパトカーと白バイ計約10台が一列に並び、赤色灯を点灯させるとともに、県警ヘリ「がっさん」が空から音声を流し、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
国道47号の本県側では今年4~5月、人身事故が19件発生し、3人が死亡している。最上川と山に挟まれた逃げ場のない道路環境で、事故の重傷率が高いといい、新庄署の山口潤交通課長は「適宜休憩を取り、注意力を維持して運転してほしい」と話した。
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