上山を駆ける、見守る ランニングポリス始動

2021/6/8 20:28
下校中の小学生に「いかのおすし」などを紹介する上山警察署のランニングポリスのメンバー=上山市

 若手警察官が交通安全や犯罪被害防止を走って訴える上山警察署(中村義則署長)の「ランニングポリス」が8日、本年度も始動した。新たに2人がメンバーに加入し、そろいの帽子とビブスを身に着けて上山市内に繰り出し、下校中の小学生に、不審者から身を守る合言葉「いかのおすし」などを紹介した。

 同署は署員が体力向上のため日頃から取り組むランニングを通して交通事故や防犯を訴えれば、より市民の意識高揚につながるのでは-と、昨年9月に県内14署で初めて日常的な巡回や広報のための「ランニングポリス」を結成した。

 メンバーは20代署員でつくる「若鷲塾」の塾生で、走りながら街頭で市民に声掛けし、店頭に立ち寄って反射材やチラシを配り、自転車の施錠確認などを行った。同署によると、若手による活動は市民から警察に親しみを持ってもらう機会にもなり、印象に残る取り組みは防犯への意識付けにもつながっているという。

 本年度は男女計9人態勢で臨む。同署駐車場での出発式で、中村署長が「皆さんの活動は多くの人が期待を寄せている。自ら考え行動することで成長にもつながる」と激励。メンバーは2手に分かれて早速防犯パトロールに出発。上山南小前では、下校中の児童に「いかのおすし」を紹介するチラシを手渡し、「気をつけて帰ってね」と優しく声を掛けていた。

 塾長の斎藤芽衣巡査長(25)は「子どもたちが親しみを持って駆け寄ってくれる姿が印象的だった。市民の安心安全を守るとともに、多くの人の意識を高め、親しみを持ってもらえるよう、積極的に活動していきたい」と話していた。

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