ダムの働きを再確認 最上川200キロを歩く第5週

2021/6/5 19:49
寒河江ダムの上部から112メートル吹き上がる噴水を眺めた=西川町

 山形新聞の創刊145周年を記念した山形新聞、山形放送の8大事業の一つ「最上川200キロを歩く 小学生探検リレー」は第5週の5日、朝日町大谷小(奥山勇校長)の3~6年生18人が新五百川橋(朝日町)-簗瀬橋(寒河江市)の区間を担当した。児童たちは西川町の寒河江ダムで水の緊急放流用ゲートを見たり、昨年7月の豪雨で浸水被害にあった大江町百目木(どめき)地区の最上川沿いを歩いたりして、ダムの働きを再確認した。

 大谷小で行った出発式では、国土交通省山形河川国道事務所の小田桐聡(さとる)調査第一課長が「寒河江ダムや(川の水位を測るための)量水標の見学、水質検査などを通し学びを深めてもらいたい」とあいさつ。奥山校長は「最上川は農業や産業に大きな役割を果たす一方、災害が起きやすい川でもある。いろいろな面を見てきてほしい」と呼び掛けた。

 いずれも5年生の佐藤逞(たくま)君(10)と遠藤栞さん(11)が計11週にわたって引き継ぐ「ビッグフラッグ」を掲げ、児童代表の佐久間陽愛(ひより)さん(10)が「とても長くてきれいな最上川と友達になれたらいいなと思う。みんなで協力して歩くぞ」と決意表明をした。

 児童たちは寒河江ダムの点検用通路などを見学し、川の氾濫や水不足を防いでいることなどを学んだ。百目木地区の量水標前では、浸水深が羽越水害(1967年)時に4.6メートル、昨年7月の豪雨時は4メートルほどだったと聞き、災害の恐ろしさを実感。気温が上昇する中、川沿いの新緑や土木遺産の最上橋などを眺めながら元気いっぱいに歩き、母なる川の多様さに触れていた。

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