苗一新、じっくり成長して モンテ・山響、山辺の棚田で田植え

2021/6/1 14:35
モンテディオ山形の関係者と山形交響楽団の楽団員らが田植えを行った=山辺町大蕨

 山辺町大蕨の棚田で31日、地元有志とサッカーJ2・モンテディオ山形、山形交響楽団の関係者らが田植えを行った。棚田の再生・保全を目的にした活動は今年で11年目に入り、これまでの品種から「山形95号」に一新した苗を思いを込めて丁寧に植えた。

 「日本の棚田百選」に認定されている景観を守ろうと、地元の中地区有志の会とグループ農夫の会が2011年から取り組む活動の一環。モンテと山響は活動に賛同し連携しており、この日は楽団員や関係者、両会の有志ら計約30人が参加した。

 前日はモンテが3連勝を収めたホーム戦、山響は完売の定期演奏会だったが、参加者は疲れも見せず、泥の感触や棚田を吹き抜ける風を楽しみながら苗を手植えした。株式会社モンテディオ山形の相田健太郎社長は「稲穂の成長とともに実りある成績にしたい」と思いを込め、山響首席クラリネット奏者の川上一道さんは「地域密着の活動で演奏と一緒に山形の魅力を届けたい」と話した。農夫の会の稲村和之代表は「10年の節目に95番の新メンバーを迎え、新たな気持ちで続けていきたい」と語った。

 「山形95号」はしっかりした粒で、歯触りの良さとさっぱりした味わいが特徴という。収穫したコメは「モンテ棚田米」「山響棚田米」として販売される。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]