メンマファン、交流しよう 天童のメーカー、サイト開設で情報発信

2021/5/31 13:51
「ラーメンメンマ部」の特設サイト。全国のファンの交流が目的だ

 天童市のメンマメーカーがファンの輪を広げようと、特設ウェブサイト「ラーメンメンマ部」を立ち上げた。ラーメンのどんぶりの中で主役ではないものの、欠かせない名脇役。隠れファンの交流の場として、メンマ愛があふれるサイトにした。「いつか主役に」との野望もあり、ゆる~く情報を発信する。

 メンマは中国や台湾が産地の麻竹(マチク)が原料だ。大小幅広い種類があり、おつまみとしても重宝される。サイトを開設したのは「ミクロ」(鎌田儀一社長)。製品の6割がメンマで、ラーメン店向けの業務用、小売店向けの市販用があり、国内シェア20%を誇る全国屈指のメーカー。海外でのラーメンブームに乗り輸出も手掛ける。

 ただ、これまではBtoB(企業と企業の取引)がほとんどで、消費者と直接交流することはなかった。同社は昨夏、山形市売上増進支援センターY―biz(ワイビズ)の助言を受け、同市の男女100人に好きなラーメンの具材を調査。メンマとの回答は30%に上ってチャーシュー(38%)に次ぐ2位に入り、3位のネギに17ポイント差を付けた。そして全国のファンの交流を目的に「ラーメンメンマ部」が動きだした。

 公式ツイッター、公式インスタグラムも開設。映え画像や好きな食べ方の情報をユーザーから「#ラーメンメンマ部」のハッシュタグ付きで投稿してもらい、サイトで共有して「おいしそう」「食べたい」という気持ちを部員間で共有することが主な活動だ。メールでの投稿も可能で、一度でも投稿すれば立派な部員だ。

 部訓は▽メンマをこよなく愛すべし▽満腹でもメンマだけは残すべからず―など5訓で心得を示した。「今日のラッキーメンマ」と題するおみくじも用意し、バナーをクリックするとくじが引かれ、運気の上がるお薦め商品が映し出される。

 今後は社員が部長として情報発信し、レシピも掲載予定。担当者は「今日はラーメン食べたいな」ではなく「今日はメンマを食べたいな、麺付きで」と言われることを目指しているといい、「勝手過ぎる野望ですが、本気です」と話す。問い合わせは同社023(655)2221。

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