モンテ、愛媛に勝つ クラモフスキー監督が初指揮

2021/5/16 19:43
〈山形―愛媛〉前半29分、山形のFW林誠道がシュートを決め喜ぶ=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第14節最終日の16日、各地で5試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で愛媛と対戦し、1-0で勝利した。3試合ぶりの白星で、通算成績は4勝5分け5敗。順位は15位に上がった。

 山形は前節と同じ先発で臨んだ。前半29分、裏に抜け出したFW林誠道が右足でシュートを決め、1-0で折り返した。後半は敵に攻め込まれる展開となったが、無失点で切り抜けた。ピーター・クラモフスキー監督が初めて指揮を執った。

 山形は次節の22日、沖縄市沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで琉球と戦う。

 【評】山形は辛くも逃げ切った。後方からボールをつなぎながら、少ない手数で敵陣ゴール前に迫った。前半29分にFW林の3試合ぶりのゴールで先制。運動量が落ちた後半、前線からのプレスに苦しみ耐える時間帯が続いたが、敵のミスに救われた。

前向き、攻撃にスピード感

 ピーター・クラモフスキー監督を迎えた新体制が、白星発進を決めた。試合運びの拙さはあったが、スピード感を増した攻撃がFW林誠道の決勝点につながった。指揮官交代に伴う前向きな変化を示し、クラモフスキー監督は「良いステップを踏み、良いフットボールを出せたと思う。勝ちに値するプレーを出せた」と一定の評価を下した。

 前半29分、林がゴールを奪った。右サイドで2人に詰め寄られたDF半田陸が縦にパス。敵を背負ったMF国分伸太郎がつぶれ役になり、ボールは後方のスペースに流れた。クラモフスキー監督から「常に背後を狙ってくれ」と言われていた林が反応し、ドリブルで持ち上がった。2対1の数的優位な状況で「FWとして決めたい気持ちが強かった」とシュートを選択。ゴール右上にたたき込んだ。

 この試合、FW山田康太が事前に予測した「攻撃はもう少し縦に速くなる」という場面が増えた。後方からのビルドアップ(組み立て)の意識を強めつつも、ゴールを目指した中央への縦パス、少ない手数からのクロスで好機をうかがった。結果としてオフサイドと判断された惜しい場面は計3度。新監督は「チャンスを多くつくれたことは良い兆候。自分たちの意図はいろいろと見えた」と手応えをアピールした。押し込まれた終盤は前進するための「教訓」とした。

 ファンもクラモフスキー監督を熱烈に歓迎し、シーズン3分の1を終えた節目で仕切り直しのスタート。林は「(今節に向けた)準備期間は短かった。もっと新しいスタイルになっていく」と約束した。

自分たちのパターンで崩せた

 ピーター・クラモフスキー監督の話 前半の多くの時間はコントロールし、多くの好機をつくれた。運ではなく、自分たちのパターンで崩すことができた。(攻め込まれた後半を踏まえて)1試合ごとに教訓をつかみ、進んでいかなければいけない。良いステップを踏めたが、まだまだやることは多い。

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