高畠町長が余剰分ワクチンを接種 新型コロナ

2021/5/15 13:22
英製薬会社アストラゼネカとオックスフォード大が共同開発した新型コロナワクチン(同社提供)

 自治体首長らが高齢者に先駆けて新型コロナウイルスワクチンを接種した事例が14日、本県や北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、神奈川、岐阜、静岡、三重、和歌山、兵庫、佐賀の13道県21市町で新たに判明した。中には職員を含む100人規模で受けた町も。田村憲久厚生労働相は「住民に説明がつく対応をしてもらいたい」と苦言を呈した。

 県内では寒河江信高畠町長(72)が先行接種を受けていたことが14日判明した。余ったワクチンの廃棄を避けるためなどとしている。

 町によると、寒河江町長と副町長、教育長に加え、新型コロナウイルス対策本部員の課長2人、接種会場のスタッフ職員4人の計9人が医療従事者向けワクチンを接種した。

 いずれも65歳以上の町長ら三役は余剰分を、他の6人は予約キャンセル分を接種した。ワクチンは希釈後6時間以内に使わなければならず、急きょ代わりの人を探すのは難しいという。

 町は余りが出た場合に備えて接種対象となる職員リストを事前作成し、この優先順位に沿って実施した。担当者は「廃棄を避けるとともに、危機管理の観点から有事の際のトップ不在という状況を回避するため、町長ら三役の優先順位を高めた」としている。

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