ほっこり♪ピンクの冷凍車 天童・赤塚製氷、沼沢さん(山形)がデザイン

2021/5/15 11:03
イラストをデザインした沼沢玲菜さんと冷凍車=天童市東本町3丁目・赤塚製氷

 高彩度のピンク色とかわいらしいイラストをあしらった冷凍車が、天童市内を走り始めた。同市の赤塚製氷(赤塚弘行社長)が「社会の雰囲気を何とか明るくしたい」と、山形市在住のイラストレーター沼沢玲菜さんにデザインを依頼。アイスクリームやかき氷を食べた時の優しい気分やほっこり感をイメージしたアートが、冷凍車のコンテナ部分にラッピングされた。

      ★

 新型コロナウイルス感染症の拡大で飲食業界は厳しい状況が続き、廃業した同業者から冷凍車を買い受けたことがきっかけになった。「自社を含めて飲食店の売り上げは大幅に減り、同業者が悲鳴を上げている状況。それでもあえて前向きに意識を変えていかなければ」と思った赤塚社長は、この車で地域を明るく、気分を上げるような“広告塔”に仕立てたいと計画した。

 アイスクリームと楽しさをテーマに、依頼を受けたのは沼沢さん。縦約1.2メートル、横約3.4メートルの冷凍庫の側面をキャンバスに、暖色系ピンクを基調とした色合いで、女性やかき氷、アイスのほか、本県特産のサクランボ、天童特産の将棋駒などをちりばめ、遊び心たっぷりに描いた。

 沼沢さんは「かき氷、アイスクリームは冷たいけれど、ここで食べた時の優しい味をイメージした。絵には『隠れミッチーチェンさん(=同市出身のタレント)』なども描いて、見て楽しめるもの、ほっこりするものにしたかった」と思いを述べた。

 一般的な業務車両とは異なり、社名などは小さくした。8日に再生した冷凍車を前に、赤塚社長は「何の広告か分からないぐらいでいいと思った。デザインを通してうまく言葉にできないこと、伝えたいことを表してくれたと思う」と語っていた

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]