大石(日大山形高)が初優勝 県アマチュアゴルフ選手権

2021/5/15 10:30
通算イーブンパーで初優勝を果たした大石恵輝(日大山形高)=大石田町・大石田ゴルフクラブ

 県アマチュアゴルフ選手権(主催・県ゴルフ連盟=寒河江浩二理事長)は最終日の14日、大石田町の大石田ゴルフクラブ(7003ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、2位から出た大石恵輝(日大山形高)が通算イーブンパーの144で初優勝を果たした。

 前回大会2位の大石は持ち前の飛距離を生かし、ロングホールでスコアを伸ばした。2日間ともスタート3ホールで崩れず、流れを失わなかった。次第に強まる風と硬いグリーンに苦戦する選手が多い中、2位に8打差を付けて完勝した。

 連覇を狙った兼子直応(山形)は2位、3位は山科専一(同)だった。新型コロナウイルス感染防止のため、表彰式は行わなかった。

 東北アマチュアゴルフ選手権(6月1~4日、秋田市)の予選を兼ね、今大会の上位4選手が出場資格を得た。同選手権には昨年の県サーキット競技会総合成績上位7選手のほか、2019年の東北ジュニア男子15~17歳の部を制した工藤大河(中大)、シニア2位の権純福(天童)がそれぞれシード選手として出場する。

耐えた先に好機信じていた

 「今年こそ(頂点を)取るぞ」。大石恵輝(日大山形高)は並々ならぬ決意で大会に挑んだ。首位を守り切れなかった前回大会の雪辱を果たすかのように、最終日を2アンダーでフィニッシュ。通算イーブンパーで栄冠を手にした高校2年生は「すごくいいプレーというわけではなかったが、優勝できてうれしい」と喜びをかみしめた。

 最終日は前半で二つのOBを出した。調子は良くなかったが「耐えた先にチャンスが来ると信じていた」。我慢のゴルフでスコアメークし、9、10番の得意のロングホールで伸ばした。自身を「落ち込みやすい性格」と分析するが、今大会は気楽にプレーしようと決めていた。第1ラウンドの7番(パー4)で8打をたたく苦しい展開でも、焦らず立て直したことに手応えをつかんだ。

 前回大会は、一緒に回った兼子直応(山形)の優勝を目の前で見詰めていた。2打差の2位に「去年で一番悔しかった」。尊敬する選手だからこそ勝ちたかった。自宅のホワイトボードに書いた「壁にぶつかっても、振り向いて諦めてはいけない」という、米プロバスケットボールNBAの名選手だったマイケル・ジョーダン氏の言葉を胸に刻み、練習を重ねてきた。

 天童市出身で、4歳の時に父の勧めでゴルフを始めた。「競技をしていない時はなるべくゴルフのことを考えない」とオンオフをしっかりと分ける。大の野球ファンで、高校野球の時期はテレビにかじりついているほど。同級生の活躍にも期待しているという。友人や家族、用具などで支援を受けるスポーツメーカーの担当者に喜びを伝えたいといい「いつも応援してくれている。優勝したよ、と伝えたい」と笑顔で語った。

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