被告人が控訴取り下げ撤回の意思 東根の医師殺害

2021/5/13 23:28

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 東根市の眼科医女性の殺人罪などで懲役18年(求刑懲役20年)の一審判決を受け、自ら控訴を取り下げた元山形大生加藤紘貴被告(25)が、「取り下げを撤回したい」とする手紙を弁護人に送付していたことが13日、関係者への取材で分かった。弁護人は14日、仙台高裁に控訴の取り下げ無効を申請する方針。

 関係者によると、手紙は13日に届いた。控訴取り下げ書を提出した理由については「頭が混乱していた」などと記していたという。

 加藤被告は先月27日の控訴審初公判で「起訴内容を全て認め、すぐにでも控訴を取り下げたい」と発言。翌28日付で拘置所を通じて取り下げ書を高裁に提出した。一方、自身の主任弁護人から、現在も生きている妹らが殺害されたなどとする事実に基づかない発言をしており、弁護人は控訴取り下げについて「本人に判断能力はない」と無効を求める方針を示していた。

 一審判決によると、加藤被告は19年5月19日午前5時20分ごろ、東根市さくらんぼ駅前3丁目のマンション2階で、眼科医矢口智恵美さん=当時(50)=方に無施錠の玄関ドアから侵入し、ゴルフパターで頭などを多数回殴打し殺害した。

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