県産米、おいしさ極める 組織名変更、スマート農業で安定生産

2021/5/13 14:15
高品質・良食味米の安定生産を進めることを確認したプロジェクト本部の総会=県庁

 県や市町村、県内農業団体でつくる「山形おいしさ際立つ!米づくりプロジェクト本部」の総会が12日、県庁で開かれた。本年度から新たなプロジェクトをスタートするのに当たり、組織名を「山形おいしさ極める!米づくりプロジェクト本部」に変更。スマート農業の技術普及などに取り組み、高品質・良食味米の安定生産を進める。

 新組織は▽日本一の品質・食味を勝ち取る米づくりの推進▽消費者に信頼される米づくりの推進▽所得が向上する魅力ある米づくりの推進―を三つの柱に位置づけた。2023年度までの3年間を運動期間とし、プロジェクトを展開する。

 20年産県産米は1等米比率が94.8%で初めて全国1位となり、食味ランキングでは県産ブランド米「つや姫」と「雪若丸」、主力品種「はえぬき」がそろって最上級の特A評価を受けた。これらの連続獲得を目指すとともに、1等米比率は96%以上を目標とする。環境に配慮した持続可能な農業生産、省力低コスト栽培技術の実証と普及拡大を進め、農家の収益性の向上も図る。

 21年度事業計画では、人工衛星画像を活用した「つや姫」の生育診断技術を広域で実践する地区を庄内と村山の県内2地域に設定する。また、水田の水位を遠隔操作で管理できるシステムなど先端技術を活用し、「つや姫」の品質、食味、収量を向上させるための取り組みを支援する。新しい生活様式を踏まえたオンラインによる消費者交流イベントなどを通し、米産地としての評価アップも目指す。

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