開始直後から電話殺到 山形市、一般高齢者ワクチン予約始まる

2021/5/13 08:37
コールセンターでは次々と入る予約申し込みに対応した=山形市保健所

 山形市で施設入所者を除く一般高齢者(65歳以上)を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種予約受け付けが12日、始まった。受け付け開始直後から電話が相次いだ市のコールセンターはつながりづらい状態が続いたが、通信アプリのLINE(ライン)と専用サイトを通じた手続きはスムーズに進んだ。

 午前9時に始まった予約の受け付けは、接種日が26日~6月14日の2万2千人分。このうち1万1千人分がLINE・専用サイトでも予約が可能な枠で、開始30分ほどで約6500人分に達した。午後6時現在、市の予約システムを活用した受付数はLINE・専用サイト8976人分、コールセンター1458人分、医療機関の直接受け付け2356人分で、計1万2790人分。山形市の一般高齢者は約7万1千人で、予約枠は26日以降に順次増えていく。

 市は受け付け開始に向けて、電話回線とサーバー容量の増強を行った。電話がつながりにくかった一方、LINE・専用サイトを通じた予約システムに支障はなかったという。予約システムとは異なるが、接種可能医療機関のリストや申し込み方法を紹介している市公式ホームページは午前8時50分ごろから約30分間、アクセス集中により閲覧しづらくなった。

 受け付け開始時間の午前9時を迎えると同時に、山形市保健所内のコールセンターには、予約申し込みの電話が殺到した。

 コールセンターは初日、32回線45人で対応に当たった。今後は48回線まで増強する予定だが、市には「電話がつながりにくい」との苦情も寄せられたという。日にち選びで迷っているうちに直前まで空いていた予約枠が埋まったり、接種券番号がどこに記載してあるか把握できていなかったりし、時間を要するケースもあった。予約受け付けが完了すると、安堵(あんど)するオペレーターの姿も見られた。

 市新型コロナウイルスワクチン接種対策室の村上武室長は「ワクチンは安定供給が見込まれ、必ず接種できるようになる。開始直後で電話がつながりづらい状況もあるが、安心して待っていてほしい」とした。

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