県内の高齢者接種、全国4番目 9日現在、1万2334回

2021/5/13 08:10
米製薬大手ファイザー製の新型コロナワクチン(ゲッティ=共同)

 吉村美栄子知事は12日、県内の65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種回数が全国で4番目に高い水準となっていることを明らかにした。医療従事者は2回の接種を終えた割合が3割を超えており、今月末にはおおむね完了する見通し。

 政府が公表している都道府県別の接種回数(1、2回目の合計)によると、9日現在の本県の接種回数は1万2334回で東京都(2万869回)、大阪府(1万5439回)、愛知県(1万2536回)に次いで全国で4番目に高い水準となっている。

 県によると、対象となる県内の高齢者約36万人のうち、11日現在では4%弱に当たる1万3342人が1回目の接種を終えている。2回目の接種を終えているのは151人。

 政府は6月の最終週までに都道府県に対して高齢者全員が2回接種できる量を配分する方針を示しており、7月末までの接種完了を目指している。

 一方、医療従事者については県内で対象となる約4万1000人のうち、11日現在で74.9%に当たる3万868人が1回目の接種を終えた。2回目の接種を終えている人は32.7%に当たる1万3468人で、今月末で完了する見通しという。

 吉村知事は高齢者接種の進捗(しんちょく)状況について「政府からの配分量が限定的で、接種日程を立てにくい状況だった。接種は始まったばかりだが、条件が整わない中でも(実施主体の)市町村や(接種に関わる)医療従事者の努力の成果だと考えている」と述べた。

 今後の接種については「希望者全員の接種が可能。予約は慌てず時間に余裕を持って対応してほしい」と呼び掛け、「ワクチンの入荷など政府の動きを的確に把握し、市町村の課題にも耳を傾け、円滑に実施されるよう市町村を支援していく」とした。

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