荘内銀、証券営業可能に フィデアHD、東海東京FHと提携へ

2021/5/12 12:18
荘内銀行本店(資料写真)

 荘内銀行を傘下に持つフィデアホールディングス(HD、仙台市)は11日、証券大手の東海東京フィナンシャル・ホールディングス(FH、東京)と金融商品仲介業務の提携に基本合意したと発表した。荘内銀行は行員が直接、証券営業できるようになり、東海東京FHの子会社・東海東京証券から金融商品や販売ノウハウの提供を受ける。

 取扱商品は東海東京証券の扱う国内外の株式や債券、仕組債、投資信託など。荘内銀行はノウハウを学ぶため、東海東京証券から営業職員と内部管理責任者の出向受け入れや、研修による人材教育、コンプライアンス対応など幅広いサポートを受けることを検討する。同じくフィデアHD傘下の北都銀行(秋田市)とともに、提携業務は遅くとも今年10月には始める。

 両社はこのほか個人向けビジネスと、事業承継に関わるM&A(企業の合併・買収)など法人ビジネス、さらにスマホ証券や(金融とITが融合した)フィンテックなどのデジタル分野でも連携の検討を始める。荘内銀行はこれまで、同行ウェブサイトを経由したインターネット証券の利用しかできなかったが、顧客の国内外株式運用ニーズは高く、それらのニーズ取り込みを狙い、証券の直接販売につながる業務提携の合意に至った。

 東海東京FHは現在、フィンテックや人工知能(AI)など、金融サービスのデジタル対応を加速。地方銀行と提携を進め、証券ビジネスへの本格参入を目指す地方銀行に知見やノウハウを提供している。

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