大芦沢観光ワラビ園がオープン 鮭川

2021/5/10 20:42
新緑の中、ワラビ採りを楽しむ来園者=鮭川村・大芦沢観光ワラビ園

 鮭川村曲川の「大芦沢観光ワラビ園」が10日、2年ぶりの営業を始めた。20年以上にわたって国有林を借りて営業してきた地元有志の高齢化や新型コロナウイルスの影響で廃業も検討されたが、村地域おこし協力隊の角田歩さん(42)=茨城県出身=が中心となって準備を進めた。訪れた人々は新緑の風景とともに待ちわびたワラビ採りを楽しんだ。

 同園は村役場から車で約20分の山林に位置する。1999年に開業し、昨年は新型コロナのため休止を余儀なくされた。昨年4月に協力隊として着任した角田さんが、地元有志に代わって約5ヘクタールの園内の草刈りなどの準備を進め、開園にこぎ着けた。

 20年以上前から毎年訪れているという酒田市東泉町3丁目、無職三浦隆士さん(77)は「鮭川のワラビは軟らかくて粘りがあっておいしい。正月に食べるために塩漬けにしたい」と話していた。

 角田さんは「景色の良さを生かし、ワラビ園を村の若い人が集う場にしたい」と話す。休憩用のベンチや椅子を設置するため、クラウドファンディングで村民を中心に29万4千円を集めた。閉園準備の始まる6月中旬をめどに整備する。

 ワラビ園は完全予約制で、営業時間は午前5時~正午。料金はワラビ1キロ当たり300円。問い合わせは村観光協会0233(55)2111。

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