希少なミヤマカスミザクラが満開 山形の野草園

2021/5/9 19:29
世界に1本だけのミヤマカスミザクラが満開を迎えた=山形市野草園

 世界に1本だけとされるミヤマカスミザクラが山形市神尾の市野草園で満開を迎え、訪れた人たちが希少な桜に見入っている。

 同園元職員の志鎌節郎さんが2004年、「園内に他とは違う桜がある」のを発見。桜の研究者で東京大博物館の大場秀章氏に研究を依頼したところ、ミヤマザクラとカスミザクラの自然交雑による新種と分かり、12年にミヤマカスミザクラと名付けられた。

 交雑した2種の桜は開花時期が違うため、通常は自然交雑が起きないとされるが、同園の環境が適合したと考えられるという。

 9日朝は風雨で散った花も見られたが、もう少し満開は続きそうという。世界で唯一と職員に説明され、来園者は「珍しい桜と知って驚いた」などと話しながら花を見上げていた。

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