手を掛け7年、ムベが初開花 山形・今野さん宅、50輪超

2021/5/9 11:53
外側は黄緑色で、内側は赤紫色のムベの花(左)=山形市千歳1丁目

 山形市千歳1丁目の今野繁美さん(70)宅で、アケビ科の「ムベ」が花を咲かせた。種から育て、7年目にして初めての開花。3センチほどの小ぶりの花が50輪以上つき、見る人を引きつけている。

 今野さんは2014年に、千葉県の親戚からムベの実を2個もらった。自宅で種を鉢に植えると翌春に発芽したため、手入れをして大切に育ててきた。今月に入って黄緑色の花を見つけ、「うれしかった。コロナ禍で暗いニュースが多い中、明るい気持ちになる」と喜んでいる。

 県立博物館(同市)によると、ムベは県内では酒田市の飛島にのみ自生する。他の地域でも栽培可能だが、職員は「アケビに比べて知名度が低く、育てている人は少ないのではないか」とみている。

 秋には、中にアケビのような白い果肉と黒い種が詰まった紫色の球形の実がなる。今野さんは「食べる、食べない関係なしに待ち遠しい」と話していた。

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