山形ワイヴァンズ、63-87で群馬に敗れる バスケB2・PO準々決勝第1戦

2021/5/8 22:53
〈群馬―山形〉第2Q、シュートを放つ山形の和田保彦=群馬県・太田市運動公園市民体育館

 バスケットボール男子・Bリーグ2部東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは8日、群馬県の太田市運動公園市民体育館で群馬とプレーオフ(PO)準々決勝第1戦を行い、63-87で敗れた。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、ナナーダニエル弾、キース・クラントン、河野誠司が先発した。第1クオーター(Q)は攻撃に硬さが目立ち、群馬に13連続得点を許した。守備は1対1を粘り強く守り、前半を26-37とロースコアで終えた。ファウルがかさんだ第3Qに25点差をつけられ、最後まで詰め切れなかった。

 アンドリュー・ランダルが24得点、ランス・グルボーンが15得点だった。POは2戦先勝方式で、9日は同会場で群馬と準々決勝第2戦を行う。

 【評】山形は第3Qに突き放され完敗。序盤は選手に硬さがあり、ボールを奪ってもパスミスから奪い返される場面が目立った。一方、守備は激しいマークで相手のスペースを消し、前半を37失点に抑えた。第3Qにインサイドを中心に攻め込まれてファウルがかさみ、勝負強く3点シュートを決められた。

【マッチアップ】攻撃かみ合わず、守備には手応え

 積み上げてきたチームディフェンスで真っ向勝負を挑んだ。その中に「守備から立て直した」という手応えがある。出だしでつまずき、攻撃が機能しなくても、前半を11点差で折り返した要因は紛れもなく堅守。背水の陣で迎える第2戦へ、和田保彦は「要所で自分たちの守備は出せた。まだ終わらせない。第3戦につなぐ」。見据えるのは勝利のみだ。

 大舞台での初戦は敵地の熱気にあふれていた。選手には硬さが目立ち、相手のミスから速攻につないでもシュートを決めきれなかったり、ターンオーバー(攻撃のミスで攻守が入れ替わること)を喫したりと、チャンスをふいにする場面が続いた。「試合の入りを重い雰囲気にしてしまった」と川辺亮平。第1Q序盤で13連続失点と苦しんだ。

 それでも今季リーグ戦を圧倒的な力で駆け抜けた群馬に食らい付いた。相手のパスの出どころから激しくマーク。スペースをつぶすことで攻撃を遅らせ、第2Qを16失点に抑えた。川辺は「やるべきことを徹底し、徐々に追い付けたことは良かった。しかし後半に相手の勢いを止められないのがとても悪かった」。手応えを語った上で、第3Qの35失点を反省した。

 かみ合わなかったのは攻撃。日本代表のマイケル・パーカーらを中心にパスカットを狙われ続け、アシストはわずかに12。攻撃リバウンドからのセカンドチャンスは4点にとどまり、連動が低調だった。チームトップ24得点のアンドリュー・ランダルは「激しい守備を前になかなか得点できなかった。もっとチームが勝てるような仕事がしたい」。攻守の歯車をかみ合わせ、一矢報いる決意だ。

初のPO、恐れが見えた

 ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチの話 初のPOで仕方がない面もあるが、最初は選手が少し恐れているように見えた。第2Qで流れをつかんだが、それからなかなかリズムがつくれなかった。第2戦はもっとファンを魅了できるようなプレーをさせてあげたい。

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