本県3銘柄が最高金賞、12銘柄が金賞 ワイングラスでおいしい日本酒2021

2021/5/8 10:36

 「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」の審査結果が公表され、本県からは東の麓酒造(南陽市)の「純米吟醸つや姫なんどでも」、錦爛(きんらん)酒造(高畠町)の「羽陽錦爛大吟醸雪女神33」、六歌仙(東根市)の「手間暇純米大吟醸雪女神」の3銘柄が部門最高賞の最高金賞に選ばれた。最高金賞に次ぐ金賞は12銘柄が受賞した。

 東の麓の「純米吟醸つや姫なんどでも」はメイン部門で獲得。県産米つや姫を使い、冷やすとすっきりした味わいになり、温めるとコメのうま味が広がるなど、どの温度でもおいしいと「なんどでも」とした。精米歩合58%、アルコール度数15度。価格は一升瓶(1800ミリリットル入り)2750円、500ミリリットル入り880円。3度目の最高金賞で、同社は「高品質な酒を安定して造ると評価され、うれしい。コストパフォーマンスに優れており、多くの人にワイングラスでおしゃれに飲んでほしい」とした。

 錦爛酒造の羽陽錦爛大吟醸雪女神33はプレミアム大吟醸部門で受賞。本県産酒造好適米「雪女神」を精米歩合33%まで磨き、さらに雑味を抑えるためコメを厳選し酒米のうま味を残すギリギリを狙い醸した。同社は昨年7月、後藤康太郎酒造店から法人化。「新商品の酒で最高金賞を受賞し大変うれしく光栄。明るい話題で多くの人が当蔵の酒を知るきっかけになれば」と話した。アルコール度数は16度。希望小売価格は一升瓶6千円、4合瓶(720ミリリットル入り)3500円。

 六歌仙の手間暇純米大吟醸雪女神はプレミアム純米部門で選ばれた。雪女神を使い、丁寧に手間暇掛けて醸し出され、華やかな香りと柔らかい味わいが楽しめる上品な酒に仕上げた。精米歩合は40%、アルコール度数は16度。価格は一升瓶1万1千円、4合瓶5500円。松岡茂和社長は「新型コロナウイルス禍でアルコールは敬遠されがちだが、それでもおいしい酒を造っていると評価され純粋にうれしい。今後も新たな生活様式の下で楽しまれ、喜ばれる酒を造り続ける」と話した。

 コンテストはワイングラスで日本酒を飲むスタイルを普及しようと、酒文化研究所などでつくる実行委員会が毎年開催し11回目。今年は5部門に261社の千銘柄が出品された。審査は醸造家や料理人、バイヤーら40人が務め、最高金賞に57銘柄、金賞に253銘柄が選ばれた。本県酒蔵の金賞銘柄は次の通り。

 ▽メイン部門=銀嶺月山純米吟醸(月山酒造、寒河江市)興譲純米吟醸つや姫(浜田、米沢市)六歌仙五段仕込み純米(六歌仙)▽スパークリングSAKE部門=出羽桜微発泡吟醸にごりとび六(出羽桜酒造、天童市)六歌仙ひとときロゼ(六歌仙)六歌仙ひととき純米(同)▽プレミアム大吟醸部門=澤正宗大吟醸紅花屋重兵衛(古沢酒造、寒河江市)Faucon純米大吟醸38雪女神本生(浜田)東光純米大吟醸雪女神(小嶋総本店、米沢市)米鶴純米大吟醸天に舞う鶴の輝き(米鶴酒造、高畠町)大山大吟醸槽掛け雫酒(加藤嘉八郎酒造、鶴岡市)▽プレミアムスパークリングSAKE部門=米鶴スパークリング・ロゼ(米鶴酒造)

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