十七音で君の思い響かせて さがえ全国俳句大会50回、選者らが小中学生に指導

2021/5/4 11:57
手ほどきを受け俳句作りに挑戦する三泉小の児童=寒河江市・同校

 寒河江市の「さくらんぼの都市(まち)さがえ全国俳句大会」が今回で50回となるのを機に、子どもたちに俳句文化に親しんでもらおうと、主催の実行委員会(松田弘三委員長)メンバーが市内小中学校で俳句教室を開いている。子どもたちは身の回りの自然などを題材に楽しそうに作句。松田実行委員長は「感性を広げ、地元への愛着を深めてほしい」と語っている。

 寒河江は江戸時代から俳諧が盛んだったとされ、現在は七つの結社がある。大会は市内産サクランボをPRしようと始まった。さくらんぼをテーマに俳句を募って作品集を作り、表彰式と著名俳人の講演会も開催してきた。ここ数年は4千句以上が寄せられている。

 50回目は昨年の予定だったが新型コロナウイルス禍で延期となり、今回は入選句集作りのみを行う。一方でこれまで以上に俳句を身近に感じてもらいたいと教室を企画した。実行委の選者らが4月から、希望する4小中学校で児童と生徒に手ほどきしている。

 このうち三泉小(阿部仁志校長、68人)の2年生11人は五・七・五の構成や季語の説明を受けると、指折り数えて言葉を選び紙に何度もメモして作句に挑戦。「さくらもちピンクであまくおいしいな」との句を作った土田芽依(めい)さん(8)は「楽しかった。他にも作ってみたい」と笑顔だった。

 大会は投句料が無料。投句用紙付きのチラシを全戸回覧し、市外向けには雑誌などで投句を呼び掛けている。季題は「さくらんぼ」か自由。応募は5月18日まで。入選作は6月末に市立図書館ホームページで発表し、同時に入選句集を発送する。問い合わせは同館0237(86)1662。

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