木造大日如来坐像に注目 寒河江、慈恩寺で三重塔の特別拝観

2021/5/3 22:57
三重塔内部で木造大日如来坐像を見学する拝観者=寒河江市

 寒河江市の本山慈恩寺で、県指定文化財の三重塔の特別拝観が行われている。中に安置されている木造大日如来坐像(ざぞう)が訪れる人の注目を集めている。

 現在の三重塔は1830(文政13)年に再建されたもので、高さ約24メートル。1階にある県指定文化財の木造大日如来坐像は、1263(弘長3)年の作とされる。光背(こうはい)は繊細な透かし彫りで、先人の技術力の高さが見て取れる。

 この日は家族連れなどが訪れ、穏やかな表情を浮かべる像に見入っていた。同寺の担当者は「新型コロナウイルス禍で誹謗(ひぼう)中傷する人がいるなど、人間の弱さが表れる今だからこそ、大日如来坐像を見て心を安らかにしてほしい」と話していた。

 5日まで。拝観料は200円。

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