日本のチャンピオンに導く クラモフスキー新監督が会見

2021/5/3 11:54
記者会見で「県民の皆さんが誇りに思えるようなチームにしていく」などと語ったピーター・クラモフスキー氏=天童市(クラブ提供)

 サッカーJ2・モンテディオ山形の新監督に決まったピーター・クラモフスキー氏が2日、オンラインの記者会見に臨み「日本のチャンピオンになれるよう、導く目標がある」などと意気込みを語った。相田健太郎社長、編成担当の高山明泰強化部長が同席した。以下は通訳を介した一問一答。

 ―就任内定を受け抱負を。

 「素晴らしいクラブに加われたことを誇りに思う。クラブが前進するため、ここに来た。日本のチャンピオンになれるように、その方向に導く目標がある。強いメンタリティーで守備をする。ファンの皆さんが座ってではなく、立って見たいと思うような攻撃を披露していきたい」

 ―目標とするスタイルは。

 「強度と情熱を持ち、見に来る皆さんをわくわくさせるようなサッカーを目指している。テンポよく、パススピードは速く、相手の背後に動き、そしてゴールを目指す。相手よりも必ずハードワークをして走り、県民の皆さんが誇りに思えるようなチームにしていく」

 ―シーズン途中の就任で、現状をどう捉えているか。

 「基盤はある。私の役割はさらに積み上げていくこと。日々成長しなければ、このクラブは強くならない。モチベーションの高い選手が多く、特別なことを成し遂げたいと思っている顔をしている」

 ―昨季はJ1清水で悔しい経験をした。

 「どんなことも学びがあると思っている。自分のキャリアでは大きなトロフィーを獲得したこともあり、それは多くの人間が経験できることではない。山の頂点に登る難しさも分かっている。必ず手助けをするつもりだ」

 ―短い準備期間でチームに伝えたいことは。

 「勝つためのメンタリティー。それは優勝するためのメンタリティーだ」

 ―ファンへのメッセージを。

 「12番目の選手となる皆さまには、多くの人からスタジアムに足を運んでほしい。全国に見せましょう、山形の力を」

 ピーター・クラモフスキー オーストラリア出身。母国代表のアシスタントコーチ、U―17(17歳以下)代表監督などを歴任。2018年にJ1横浜Mのヘッドコーチに就任し、19年のリーグ戦制覇に貢献した。昨季はシーズン途中までJ1清水の監督を務めた。山形では初の外国籍監督。42歳。

「攻撃的サッカー」継続へ―後任選定の過程

 高山明泰強化部長は後任選定の過程に触れ「(攻撃的に戦う)方向性を継続することを第一に考えた」などと語った。

 前指揮官の下で「自らアクションを起こして相手をコントロールし、攻撃的に戦っていくチームを目指してきた」と説明。後任選びでは指導の哲学などを聞く面談の機会を設けたといい、「(人選が)ギャンブルだと全く思っていない」と強調した。

 相田健太郎社長は「今をよりよくすることが未来への最善の準備だと考え、監督交代を決めた。新監督が経験してきたことは、クラブを前進させるために大事なことが多い」と期待した。

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