残雪の月山、春の息吹探し 西川・自然博物園オープン

2021/5/2 12:40
ブナなどの木々を見渡しながら雪上を歩く参加者=西川町・県立自然博物園

 冬季閉鎖していた西川町志津の県立自然博物園ネイチャーセンターが1日、オープンした。来場者はブナの原生林の中の雪上を歩き、遅い月山の春を満喫した。

 同園は自然に親しみながら生物多様性を学ぶ施設として1991年に設置され、今年で開園30周年を迎える。残雪の上を歩く野外ガイドウオークが人気を集めており、この日は約20人が参加した。

 今年は例年より雪解けが早く、積雪は約2メートル。参加者は10日ごろに芽吹きが予想されているブナや、サワグルミなどを横目に歩みを進めた。時折、足元のヤドリギの種を観察し、タムシバの枝の香りを嗅ぐなど五感で自然を堪能。約3キロを2時間で歩いた。山形市宮町4丁目、会社員小山陽子さん(61)は「キビタキの声が聞こえて、気持ち良く歩けた」と話した。

 雪の上を歩けるのは今月末ごろまで。ガイドウオークは10月末まで月曜を除く午前9時半、午後1時半に実施。問い合わせは同園0237(75)2010。

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