古刹の魅力と価値紹介 寒河江「慈恩寺テラス」開館

2021/5/1 20:14
プロジェクションマッピングなど映像を駆使する「慈恩寺テラス」が開館した=寒河江市

 寒河江市の国指定史跡・慈恩寺旧境内の魅力と価値を伝えるガイダンス交流拠点施設「慈恩寺テラス」が完成し、1日にオープンした。来館者はプロジェクションマッピングや円形シアターなど、最新技術を駆使した迫力の映像などを堪能した。

 市が慈恩寺の麓に位置する約6300平方メートルに、床面積831平方メートルの鉄骨平屋を整備した。総事業費は約7億9千万円。プロジェクションマッピングは、慈恩寺旧境内をかたどった4メートル四方の大型ジオラマに、古代から近現代までの歴史を「時空トラベル」として投影しながら解説する。円形シアターはスクリーンが周囲240度で、国指定重要文化財の木造十二神将立像や本堂など数々の貴重な文化財を、アップや上空からの動画を交え視界いっぱいに見せている。

 式典で佐藤洋樹市長は「歴史や文化財を伝承して未来を照らし、人々を明るく照らす施設になってほしい」とあいさつ。早速大勢が訪れ、姉妹で来館した寒河江小5年の後藤貴名(きな)さん(10)と同3年の芽依(めい)さん(8)は「映像に仏像がたくさん出てきて驚いた」「慈恩寺に行って本物を見たい」と笑顔で話した。

 交流スペース「寺そば・寺カフェ」では飲食ができる。慈恩寺テラスは入場無料で、開館時間は午前9時から午後5時。

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