レモン、山形で育てませんか 山形のハンドレッドベリーズ、苗木発売へ

2021/4/28 12:12
29日から販売を始める菊池レモンの苗木。手前の苗木で4、5年もの=山形市南栄町1丁目

 レモンを本県の特産品にしたい―。南国の果物として知られるパッションフルーツなどを山形市の住宅街で栽培、販売している「ハンドレッドベリーズ」が、29日からレモンの苗木を販売する。東京都の八丈島などで栽培されているサイズの大きな「菊池レモン」の苗木。代表の石岡浩明さん(61)が山形で挿し木をして育てたため、県内の気候に順応しやすいという。

 石岡さんは、2011年に脱サラしてブルーベリーの生産を始め、「山形の暑さなら南国の果物も育つのでは」と12年からはパッションフルーツにも挑戦。14年から菊池レモンの栽培を始め、今期は1~2月に約300個を収穫した。菊池レモンは通常のレモンより大ぶりで、育て方によってはグレープフルーツほどのサイズになるという。皮もおいしく、丸ごと食べられる。「県内でも間違いなく育つ」と太鼓判を押す。

 以前からレモン苗木を分けてほしいとの要望があり、こうした声に応える意味でも、今年から苗木の販売を始めることにした。1年ものは25センチ程度、6、7年ものは1.5~2メートル程度の高さで、3、4年ものから実が付くという。白いかれんな花を年3回咲かせ、花を観賞できるのも楽しみの一つ。開花期は4~5月ごろ、6~7月ごろ、9~10月ごろで、4~5月ごろに花を咲かせたものは12~1月ごろに収穫できる。4、5年ものなら年間10個ほど収穫できる。

菊池レモンの花。香りも爽やかだ

 山形は冬は室内に入れる必要があるため、移動しやすい鉢での管理を勧めている。育て方のポイントをまとめたチラシを購入者に配布予定だ。石岡さんは「結婚記念樹にしたり、自分で育てたレモンでフレッシュサワードリンクを作ったり、いろいろに楽しんでほしい。たくさんの人に栽培してもらうことで『山形レモン』として特産品になったらうれしい」と話した。

 菊池レモンの苗木は約150本を用意。この他、ライム(5~10本)やブルーベリー(100本)、パッションフルーツ(200本)も販売する。価格は600~3万円ほど。場所は同社のハウスがある同市南栄町1の48の1。5月5日まで午前10時~午後4時に営業するが、なくなり次第終了する。問い合わせは石岡さん090(1841)0023。

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