低カロリー、自宅用「こんにゃく粥」 丹野こんにゃく(上山)が発売

2021/4/24 12:05
丹野こんにゃくが発売した「こんにゃく粥」。1食当たりのカロリーは76キロしかない=上山市・こんにゃく番所

 丹野こんにゃく(上山市、丹野真敬(まさひろ)社長)が、新商品「こんにゃく粥(がゆ)」を発売した。巣ごもりによる「コロナ太り」に悩む人や糖尿病などを抱える人にうれしい商品で、カロリーは1食(200グラム)76キロと白米のかゆの半分程度。パック入りで保存でき、電子レンジや湯煎で温めるだけの手軽さも売りだ。ドライカレーなど既存のこんにゃく製品も巣ごもり需要で売れているという。

 こんにゃく粥は、店舗で食べられるこんにゃく懐石の中で提供していたが、自宅用の商品はなかった。以前から「持ち帰り用がほしい」との要望があったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされる状況になったことを受け、昨年夏ごろから開発に着手。「違和感なく、かつ存在感はある」食感などにこだわって試行錯誤を重ねたという。

 こんにゃくと米の割合は2対1。小さな粒のこんにゃくを米と一緒に炊き上げており、こんにゃくが米のうまみ、甘みをたっぷり吸い込んでいる。カロリー、糖質カットのほか便秘解消効果も期待できる。1人前ずつのパック商品のため、1食だけ、自分の分だけ、置き換えるのも容易だ。18日に発売したところ「おいしい」「便利」「これなら無理せず続けられる」と好評という。1個270円。

こんにゃくのドライカレー(手前)と、ごはんと混ぜるたけのこ味(左上)、鶏ごぼう味の(中央上)のこんにゃく。5月1日からはこんにゃくコロッケ(右上)も一部店舗で販売予定

 同社は以前から、単にこんにゃくが入っているのではなく、「おいしい」「ヘルシー」など付加価値のある商品を独自に開発してきた。常に顧客の声がヒントになってきた。「糖尿病を抱えている子どもにカレーを食べさせたい」との声からは、こんにゃくのドライカレーを開発。素材の味を吸い込むこんにゃくの特性を生かし、中辛チキン、甘口ポークの2種類を作った。カロリーは1食分140キロ前後。2年ほど前から販売していたが、昨年夏ごろから需要が高まり、売り上げがコロナ前の1.4倍ほどに伸びている。

 また、炊いたごはんにまぜるだけの、鶏ごぼう味・たけのこ味のこんにゃくも約10年前からの定番商品だがコロナ下で売り上げを伸ばしている。いずれも同社各店舗とオンラインショップで購入できる。5月1日には上山市のこんにゃく番所と天童店で、こんにゃくコロッケを発売予定だ。

 新型コロナの影響で観光客は激減している。丹野社長は「こんな時だからこそこんにゃくの魅力を伝える商品、未来につながる商品づくりに挑戦してきた。こんにゃくを食べる機会をお客さまに提供したい」と話した。問い合わせは同社023(674)2351。

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