第65回県縦断駅伝・注目のランナー(4) 酒田・飽海、上山

2021/4/23 09:21
前回大会の雪辱を誓う安倍智輝(支援センターなのはな畑)

【酒田・飽海】安倍智輝―前回の借り必ず返す

 第52回大会以来の戴冠を狙う酒田・飽海にとって急成長を遂げた安倍智輝(24)=支援センターなのはな畑=は頼もしい存在だ。本人は調整不足で悔し涙をのんだ前回大会の雪辱を誓い、「状態は良い。攻めの走りで持てる力を発揮する」と意気込む。

 社会人1年目で迎えた第64回大会は十分に走り込むことができず、思い描いたレースには程遠かった。7区で8位、12区で10位に沈み、「チームに迷惑を掛けた」。

 悔しさを糧に練習に打ち込み、菅原翼(遊佐町役場)と鈴木亮平(東北エプソン)の両エースの背中を追い続けた。今年に入って記録が一気に伸び、「一緒に走ることがモチベーションになった」。成長を後押ししてくれた憧れの2人には感謝しかない。

 目標は「任せられた区間を3位以内で走る」。昨年の大会中止を経て、借りを返す場は整った。久々の総合優勝に向け、チームの柱となる覚悟だ。

「社会人としてチームを鼓舞する走りを見せる」と誓う関碧依(上山RC)

【上山】関碧依―自分が引っ張る番だ

 上山の関碧依(あおい)(19)=上山RC=にとって、今回は社会人として臨む初の県縦断駅伝だ。「これまでは先輩に引っ張ってもらった」との感謝の思いを胸に、「これからは自分がチームを鼓舞する走りを見せる」と決意を強くする。

 東海大山形高時代、チームは全国高校駅伝に出場したが都大路を駆けることはできなかった。その悔しさをばねに「もっと成長して注目されるランナーになりたい」と、卒業後も走ることを選んだ。慣れない社会人生活で練習や調整に苦労するというが、コンディションは上向きで「準備は万全」と笑顔を見せる。

 強い体幹を生かした安定したフォームが特徴で「起伏のあるコースでも柔軟に対応できる」と自己分析する。「チームの鍵を握る1人」と斎藤勲監督の期待も大きいホープは「中学時代から育ててくれた上山チームがあるからこそ今がある。自分の走りで必ず目標の総合5位を実現させ、恩返しする」と誓った。

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