県縦断駅伝、号砲まで1週間 最終調整、心身を整える

2021/4/19 08:56

 第65回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日の号砲まで1週間余りに迫った。各チームとも調整は最終段階で区間配置も固まりつつある。選手たちは新型コロナウイルス禍に苦慮しながらも本番に向けて調子を上げている。

◆米沢

 18日は米沢市営陸上競技場での練習に社会人と大学生、高校生計15人が参加。1000メートル5本のインターバル走をこなした。川野部桂(サクサテクノ)や金子康太(吾妻スポーツ)ら社会人の主力に加え、初出場の高橋和人(山形大)と石川潤(置環)も先頭に立つなど、仕上がりの良さを示した。沢田賢一監督は「ここまでは順調。本番に向けて各自のコンディションを整えてほしい」と話した。

本番に向けて調子を上げている南陽・東置賜チーム=高畠町・高畠中

◆南陽・東置賜

 18日は社会人と中高生の計30人が高畠中に集まり、1000メートル5本のインターバル走で汗を流した。光武洋(NDソフト)と伊藤翼(高畠町役場)が先頭集団を引っ張り、好調ぶりをアピール。全体的に順調に仕上がってきており、小野正晃監督は「今年は実践の場が少ないので、本番を想定した練習が鍵を握る。後は体調を整えて大会に臨むだけだ」と話した。レース直前の25日は各自で調整する予定。

◆長井・西置賜

 18日は長井市の光洋精機アスリートフィールド長井(市陸上競技場)で練習。昨年12月のチーム始動後、最多となる16人が参加して300メートル5本のインターバル走を3セットをこなした。樋口勝利(西置賜行政組合消防本部)や平伊武貴(末広)ら主力の仕上がりは順調。大津秀二監督は「残された1週間で各自が調整し、しっかりとスタートラインに立てるようにしてほしい」と選手に呼び掛けた。

◆上山

 17日は各自で調整し、18日は上山市の三友エンジニア体育文化センターの周辺コースで、一般が3キロ2本と1キロ1本、高校生は3キロと1キロを1本ずつ走った。強風の中、社会人1年目の関碧依(上山RC)が好走した。斎藤勲監督は「主力級は順調だが、若手の一部で調子が上がってこない」と懸念を示しつつ、「本番では彼らの奮起が不可欠。万全の状態で臨めるようしっかり仕上げていく」と語った。

◆山形

 山形市を対象とした県独自の緊急事態宣言を受けて合同練習は行わず、引き続き個人練習のみとした。各選手は仕上げの段階に入り、共通メニューの3000~5000メートルのインターバル走は各自が走る区間を想定したペース配分でこなした。阿部和幸監督はコンディションについて「例年よりも選手が自覚を持って状態を整え、冷静にレースに臨もうとしている姿勢が見える」と手応えを語った。

◆天童・東村山

 天童市スポーツセンターで中学生を除くメンバーが練習に臨んだ。17日はロードで5キロ、3キロ、1キロをそれぞれグループで走り、力を抑えながらも舩田圭吾(武蔵野学院大)らが引っ張った。18日は12~16キロのペース走を行い、練習後に本番の担当区間を発表した。中村展人監督は「選手たちのアクセルを踏みたい気持ちを抑えている。全体的に設定タイムをクリアするいい出来で、集中できている」と語った。

インターバル走に取り組む寒河江・西村山チーム=山形市あかねケ丘陸上競技場

◆寒河江・西村山

 18日は山形市あかねケ丘陸上競技場でインターバル走をこなした。1000メートル5~8本のグループ、3000メートル、2000メートル、1000メートルと距離を変えていくグループに分かれて行い、新戦力の荒井雄哉(山形環境エンジニアリング)が好走した。志田学監督は「久しぶりのチーム練習で雰囲気が明るくなり、意識も高まっている。今回の走りを踏まえて配置を決めたい」と話した。17日は各自で練習した。

◆北村山

 17日は村山市の楯岡中で中高生と社会人約20人が練習に臨んだ。社会人は2班に分かれ、1万6000メートルのペース走や16キロのロード走などに取り組んだ。高校生は1000メートル5本、中学生は1000メートル3本を走った。八鍬智光(山形環境エンジニアリング)、笹原颯太(山形中央高)、松本修哉(東桜学館高)らが好調。秋庭正司監督は「本番に向けてコンディションを整えていく」と話した。18日は各自練習した。

◆新庄・最上

 新庄市陸上競技場で練習した。17日は5000メートル走を長距離区間を担う選手が2本、他の選手は1本こなし、区間配置を決定した。けがで出遅れていた奥山智広(新庄市教委)や鈴木春記(山形航空電子)が安定したタイムを刻み、レースに向けて復調しつつあるのが好材料。板垣新一監督は「いい緊張感の中で練習できた。本番で力を出し切ってほしい」と語った。18日も集合して各自で調整した。

◆鶴岡・田川

 18日は一般・高校の12人が7区(藤島―狩川)を試走した。これまで本調子ではなかった白幡一真(三要)が好走し、22分26秒のトップで走った。中学生3人は鶴岡市小真木原陸上競技場で3000メートルのタイムトライアルを行い、鈴木博斗(JA鶴岡)や佐藤雄志(同)ら主力はそれぞれで調整した。奥泉伸監督は「区間の配置も決まった。体調をしっかり整えて本番に臨みたい」と話した。

◆酒田・飽海

 17日は酒田市光ケ丘陸上競技場での練習に約10人が参加。各自が出走予定の区間を見据えた距離でペース走に取り組み、1000メートルのラップを3分~3分5秒で刻んだ。市内でのロード走に汗を流した鈴木亮平(東北エプソン)ら社会人4人は1キロ3分5秒ペースを保ちながら6キロをこなした。阿部亮監督は「区間配置が固まり、選手個人には伝えた。あとは本番に向けて最終調整するだけだ」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]