村山の大高根郵便局強盗から9年 時効まで1年、情報提供求める

2021/4/17 21:01
大高根郵便局前で検問を行い、情報提供を呼び掛けた=村山市富並

 村山市富並の大高根郵便局で2012年4月、男が押し入り現金約190万円を奪った強盗事件は17日、発生から9年となった。公訴時効まで1年となったが、犯人はいまだ逃走中。県警の捜査員らが同日、現場周辺で同時間帯検問を行った。

 強盗事件は12年4月17日午後2時10分ごろ発生。村山署によると、男は当時20~30代ぐらいの中肉で、身長172~176センチほど。青色のタオルを頭に巻いて白いマスクを着け、肩から袖に白色系のラインが入った茶色のウインドブレーカーを上下に着用していた。

 男は強盗時、正面入り口から局内に入り、局員らに刃物を突き付け金を要求。局員が金庫から取り出した紙幣や硬貨を持参した袋に入れ、局の北の方角に走って逃げた。県警は事件発生後、9年間で捜査に延べ3万2900人を動員。フリーダイヤルなどに計47件の情報が寄せられている。

買い物客にチラシとポケットティッシュを配り、情報提供を求めた=村山市・ヤマザワ村山駅西店

 同署の宮地武副署長は「記憶を呼び起こし、わずかな情報でも寄せてほしい」としている。情報提供は同署0237(52)0110、フリーダイヤル(0120)204853。

 事件現場の大高根郵便局前では、村山署や県警捜査一課、機動捜査隊の捜査員約20人が検問を実施した。犯人の画像や特徴などを載せたチラシをドライバーに手渡しながら「何か情報があればご協力をお願いします」と訴えた。

 自宅前が逃走ルートだったとみられる近くの90代女性は「事件の時は残雪が多く(自宅前の)この道しか通れなかったらしい。家に居たのに気付かなかった」と振り返った。時効まで1年となり、「当時は騒いだが、もう昔のことで忘れてしまっていた」と続けた。

 ヤマザワ村山駅西店では買い物客にチラシとポケットティッシュを配った。山形新聞は同日の朝刊に、村山、東根両市で事件に関するチラシ約5千枚を折り込んで配達した。

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