蔵王温泉の大露天風呂 今シーズンの営業開始

2021/4/17 19:26
冬季休業を終えオープンした大露天風呂に入浴客が訪れ気持ちよさそうに浸っていた=山形市・蔵王温泉

 山形市蔵王温泉の大露天風呂が17日、今シーズンの営業をスタートさせた。自然石を生かした湯船に七つの源泉から硫黄泉が流れ込み、周囲を覆う木々が季節ごとに違った景色を見せる名所。昨年は新型コロナウイルスの影響で利用客が大幅に減少したが、今季初日は朝から観光客らが次々に訪れ、あいにくの雨ながらも湯の感触を楽しんだ。

 大露天風呂の源泉は全国有数の強酸性。無色だが空気に触れて淡い青色になるといい、山水で調整しても42~43度と熱めの温泉だ。この日は降雨で肌寒い中、利用客はゆっくりと漬かって満喫。東京都墨田区から旅行で訪れた会社員大島明美さん(51)は「すごい気持ちよかった! 芯から温まり、雨は気にならなかった」と笑顔を見せた。

 昨年は入場者数が6~7割に落ち込んだが、多い日は1500人が利用したという。一方、今年は県内外のファンから問い合わせが多く寄せられたことから、例年より1週間ほど早く営業を開始した。運営する蔵王温泉観光の今野清紀営業部長は、県独自の緊急事態宣言期間中でもあり、当面は時短営業で入場制限をする場合もあるとした上で、「蔵王温泉にとって夏山観光の魅力の一つでもあり、感染対策をしながら温泉に入りに来てほしい」と話していた。

 営業時間はゴールデンウイーク前までが午前9時半~午後5時、連休中は午前6時~午後7時。入浴は11月まで。

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