「駅ピアノ」自由に弾いて JR最上駅、設置後初の演奏会

2021/4/16 15:27
JR最上駅に設置された「駅ピアノ」を演奏する桜井由美さん(中央)=最上町向町

 最上町向町のJR最上駅に利用者らが自由に弾ける「駅ピアノ」が設置され、初の演奏会が15日開かれた。昨春閉校した旧赤倉小に残ったピアノの有効活用と同駅の活性化が目的。東日本大震災で被災し修復されたグランドピアノの所有者らが記念演奏し、明るい音色を駅舎に響かせた。

 先月末に設置した駅ピアノのお披露目として、同町がセレモニーを企画した。記念演奏は「被災ピアノ」を所有するピアノ講師桜井由美さん(56)=宮城県塩釜市=を中心に、同町の委託を受けて駅舎を管理する「まちプランニングもがみ」のスタッフが担当。復興支援ソング「花は咲く」や「さくら(独唱)」「故郷(ふるさと)」を奏で、足を運んだ町民らが聴き入った。

 演奏前に高橋重美町長、小野昭一新庄駅長らがあいさつし、音楽を通して人と人のつながりを生む駅空間づくりに期待を寄せた。続いて、桜井さんが震災に遭いながらも復活した所有のピアノについて「がれきの中にあったピアノだが、たくさんの人の手を通して助けてもらった。震災を忘れないことが大切」と来場者に呼び掛けた。

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