春の合計販売額が過去最高 米沢牛枝肉共励会、通販需要背景に

2021/4/16 12:39
枝肉を品定めする精肉店関係者ら=米沢市食肉市場

 米沢牛枝肉共励会が15日、米沢市食肉市場で開かれた。1キロ当たりの平均単価は3366円で、新型コロナウイルス禍以前の水準に回復した。重量増と通販需要の高まりを背景に、春の共励会としての合計販売額は1億1845万円と過去最高を記録した。

 置賜地域の生産者が75頭を上場し、卸売業や精肉店、飲食店など購買者26社が参加した。5等級の割合が71%と高品質の枝肉がそろい、1キロ当たりの平均単価は新型コロナ感染拡大で大きく値を下げた前年同期を1419円上回った。1頭当たりの平均金額は157万9445円。最優秀賞は米沢牛いとう牧場(米沢市)の雌牛(458キロ)が選ばれ、米沢佐藤畜産(同)が322万4064円で競り落とした。

 同市場を運営する米沢食肉公社によると、外食関係は依然厳しさがみられるものの、お取り寄せ需要の高まりを背景に、今年1~3月の平均市場価格は同時期として過去2番目の高値で推移しているという。担当者は「米沢牛ブランドが支持されている。この流れは当面続くのではないか」と話した。

 枝肉共励会は米沢牛銘柄推進協議会(会長・中川勝市長)が毎年春と夏に開いており、39回目。

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