小中高校と特別支援校、ICT活用の3本柱軸に 県教委、4年間のプラン発表

2021/4/16 08:15

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 県教育委員会は15日、情報通信技術(ICT)を活用した教育の推進に向けた「県ICT教育アクションプラン」(計画期間・2021~24年度)を発表した。小中高校と特別支援学校の児童生徒が社会の変化に対応し、自立できる力を身に付けるため、ICT活用の方針や具体的な取り組みなどを盛り込んだ。

 ICTを活用した教育については、国の「GIGAスクール構想」やコロナ禍における学習の保障に対応するため、端末の配備や校内無線LAN、プロジェクターの整備などが進められている。一方、技術活用を指導する教員を対象とした研修の充実などが課題となっている。

 こうした状況を踏まえ、アクションプランは第6次県教育振興計画の後期計画に基づき策定。(1)児童生徒の情報活用能力の育成(2)学校におけるICT環境整備の充実(3)教員のICT活用指導力の育成―の三つの柱を軸に据え、それぞれの面で推進する項目や取り組む内容を挙げた。

 (1)ではICTを活用した探究型学習に取り組むほか、プログラミング教育の実践を通して論理的思考能力の育成を図る。情報モラル教育、効果的な活用についての研究も進める。(2)については、各種機器の整備に加え各市町村へのICT支援員配置、学校での情報の安全管理などに取り組む。(3)は教科指導やプログラミング教育に関する研修、臨時休校に備えた遠隔学習の準備や研究といった施策を盛り込んだ。

 同日の県教委定例会で報告した。県高校教育課は「新たな教育のスタイルの実現、児童生徒や教職員の学びに対するモチベーションの向上、探究型学習の展開など学びの側面からのメリットとともに、教員の働き方改革にも役立てる。本県教育の一層の充実を図りたい」としている。

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